nomaで、旅する。vol.2
2023年11月6日公開
くらしを楽しむことは、旬を楽しむこと。
焙じ茶のさまざまな旬を、丸八製茶場からご紹介します。
今回は、2023年9月9日発売の「焙茶noma(ノマ)」についてです。
「焙茶noma」とスイーツで、世界を巡る旅。
第二弾は、ヨーロッパへ。
木々が鮮やかに色づく一方で、そろそろ寒さも感じられるようになってきました。「nomaで、旅する。」の第一弾では、アジアやアメリカのスイーツを中心に紹介してきましたが、今回は、バラエティ豊かなヨーロッパのスイーツと「焙茶noma」のペアリングをご紹介します。
「nomaで、旅する。」第一弾はこちら
https://www.kagaboucha.co.jp/cat1/122
今季の「焙茶noma」は、「藤かおり(藤枝かおり)」と呼ばれる品種を使用しています。「藤かおり(藤枝かおり)」は、明治時代にインドから持ち帰られた紅茶向けの種子を日本茶用に改良し、生まれた「印雑」と呼ばれる希少な品種です。
煎茶と紅茶は同じツバキ科の常緑樹から生産されますが、世界各国でさまざまな種類のお茶が製造されるようになった過程で、それぞれのお茶に合う品種が研究されました。きっと、インドからやってきた「藤かおり(藤枝かおり)」の祖先も、そうやって生まれたものだったのでしょう。
フルーティで華やかな香り、紅茶のようなニュアンスを持ちながら、焙じ茶らしい魅力も合わせ持つ今季の「焙茶noma」。ヨーロッパでは、どんなスイーツとの出会いが待っているのでしょうか?
優しく華やかな香りが
素朴な「スコーン」のおいしさを引き立てる。
イギリスのティータイムといえば、スコーン。アメリカの甘いスコーンとは異なり、イギリスのスコーンは小麦粉とバターの風味をそのまま生かしたシンプルな味わいが特徴です。甘さ控えめのスコーンと組み合わせるのは、バターと生クリームの中間のような濃厚なクリーム「クロテッドクリーム」や、季節のジャム。さあ、ティータイムの始まりです。
「焙茶noma」は、素材由来の甘味を感じられる素朴なスコーンと、フルーティなジャムを華やかに引き立てます。さらに、「焙茶noma」の深みのある味わいは、まったりとしたクロテッドクリームと相性抜群です。
ほどよい渋味を、「マロングラッセ」の
コクのある甘さと味わう。
マロングラッセは、ルイ14世の時代からフランスで愛されているフランスのスイーツです。今でもお茶うけやお土産として親しまれており、秋から冬にかけての長い期間食べられているそう。そのままではもちろん、アイスクリームやヨーグルトのトッピングなどにも使われています。
マロングラッセの「グラッセ」は、砂糖によって水のようなつやを出す技法のことをいいます。砂糖のしっかりとした甘味と、栗の濃厚な味わいは「焙茶noma」のほどよい渋味と好相性。口いっぱいに広がる砂糖の甘さと、ふわりと鼻に抜ける栗のまろやかな香りは、キラキラと輝く外見と相まって、「焙茶noma」と共に優雅なひとときを演出してくれます。
フルーティな香りで彩る
「シュトーレン」の凝縮された味わい。
シュトーレンは、ドイツの伝統的な発酵菓子パン。クリスマスのひと月ほど前から食べるもので、一本を少しずつスライスし、数日かけていただきます。日をおいたシュトーレンは、熟成されて旨味やアミノ酸が増え、味わいに深みが増していきます。その変化を楽しむのが、シュトーレンの醍醐味なのだそうです。
シュトーレンにはドライフルーツやスパイスがふんだんに使われます。その甘味と香りは、フルーティな「焙茶noma」と組み合わせることで、さらに華やかに、ゴージャスに感じられます。今年は、コーヒーやワイン、シャンパンではなく「焙茶noma」で、皆で集う、温かいクリスマスのひとときをどうぞ。
3種のスイーツで、ヨーロッパ3カ国を巡った「nomaで、旅する。」第二弾、いかがでしたか?
甘く華やかな香りと、深みある味わいの「焙茶noma」は、ここでご紹介したもの以外にも、さまざまな国のスイーツとのペアリングをお勧めしたい焙じ茶です。
おうち時間の楽しみに、「焙茶noma」と各国のスイーツで、世界を巡る想像の旅に出かけてみませんか。
撮影協力:
瀬々らぎの森*
http://seseraginomori.com/index.html
0761-46-1565
石川県小松市瀬領町カ122
*期間・数量限定商品です。
限定数に達した場合は販売終了とさせていただきます