色づく季節の、noma
2021年8月27日公開
くらしを楽しむことは、旬を楽しむこと。
焙じ茶のさまざまな旬を、丸八製茶場からご紹介します。
今回は、2021年9月1日発売の「焙茶noma(ノマ)」についてです。
色づき、華やぐ季節。
彩りの、noma。
自然が鮮やかに色づき、年の瀬に向けどこか心も華やいでくるこの季節。自宅でゆっくりとくつろぐ時間も、どこか奥行きを増すように感じられます。
「焙茶noma」の「noma」という名前には、人と時間との「間(マ)」を豊かにしたいという想いが込められています。今回の「焙茶noma」は、ストレートではもちろん、アレンジティーとして、またお菓子としても、その個性を楽しんでいただける焙じ茶。秋から冬へ移り変わる季節と共に、さまざまなかたちで存分に楽しんでください。
昨年まで「印雑焙茶マリコロード」という名前で発売されていた今季の「焙茶noma」。使われている茶葉は、「藤かおり」という希少な印雑品種です。
印雑品種は、花や果実のような甘い香りが特徴です。
一般的に甘い香りのお茶は、香料や花びら、果皮で香りをつけたものが多いのですが、「焙茶noma」は茶葉以外のものを一切添加することなく、茶葉そのものが持つ香りをいかし、甘く華やかな香りと深みある味わいの焙じ茶に仕上げました。
そのまま温かく飲むのはもちろん、甘い香りをいかしてミルクやジャムを加えたアレンジティーにしても楽しめます。
こだわりの焙じ茶を、
こだわりの洋菓子と
華やかな味と香りが魅力の今季の「焙茶noma」。和菓子との組み合わせはもちろん、洋菓子とのペアリングもお勧めです。
そこで、丸八製茶場は石川県金沢市にある、フランス菓子とパンのお店ビケットボンボンの店主 内田陸(りく)さんに、今季の「焙茶noma」を飲んでいただき、一緒に楽しむのにぴったりのお菓子をご提案いただきました。
「焙茶noma」について、「和紅茶のような印象です。飲みやすい、やさしい味ですね」とおっしゃった内田さん。ご自宅でも焙じ茶を飲まれる機会は多いそうで、ビケットボンボンの店頭には丸八製茶場の焙じ茶を使ったお菓子も並んでいます。
「今回も、焙じ茶を使ったお菓子を提案させていただきました」と内田さん。選んでいただいた「ディアマン」は、「周りにまぶしたお砂糖がキラッと輝くことから、フランス語で『宝石』という意味の名前がついたクッキーです。焙じ茶には乳製品が合う。この『ディアマン』には乳製品であるバターと焙じ茶、くるみ、さらに自家製のマーマレードを加えています」。
バターの風味と焙じ茶の芳ばしさが香る「ディアマン」は、濃厚なおいしさです。それでいて何枚食べてもつい次の一枚に手が伸びてしまうのは、マーマレードの爽やかさがあるからでしょうか。
焙じ茶と乳製品の相性、今季の「焙茶noma」のオリエンタルな香りと柑橘の風味。いくつものバランスを考え選んでいただいた「ディアマン」は、ビケットボンボンのWebサイトでも販売されています。
こだわりの「焙茶noma」と共に、こだわりのお菓子を、ぜひお楽しみください。
ビケットボンボン(Biquette Bonbons)
https://naruse-flower.stores.jp/
050-6874-6442
石川県金沢市十間町33 NARUSE Flower Garden
*「ディアマン」はビケットボンボンのオンラインショップで「7種の焼き菓子set」として購入いただけます
*2021年12月19日、今季のnomaはご好評につき終了いたしました。ありがとうございました