《季節のほうじ茶》

7月「ブレンド22-07」

2022年7月2日公開

丸八製茶場が毎月数量限定で発売している「季節のほうじ茶」は、
さまざまな品種の茶葉を、その個性が生きる焙煎で仕上げた焙じ茶です。

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きらめく太陽の訪れを待つ
穏やかな午後。

丸八製茶場では、毎月限定の商品として「季節のほうじ茶」を販売しています。7月の「季節のほうじ茶」は、「ブレンド22-07」です。

アントニオ・カルロス・ジョビンの『Wave』という曲をご存知でしょうか。
ブラジルで生まれたこの曲の名前を知らずとも、夏に向けてのこの季節にカフェなどで流れるメロディを聞いたことのある人は多いと思います。ピアノとアコースティックギターで奏でられる旋律は、穏やかに寄せては返す波を表現しているのでしょうか。海辺の避暑地の、心地よいリラックスした雰囲気が思い浮かびます。

7月の「季節のほうじ茶」は、静かで心地よい夏への期待感を感じさせる、この曲のような焙じ茶です。

南国の果実を感じさせる風味の
「ブレンド22-07」。

「ブレンド22-07」は、青々しい香りが特徴の「くらさわ」をはじめとする、3種類の品種の茶葉をブレンドしています。それぞれの茶葉は、どれも萎凋(いちょう)という工程を経ています。摘み取った茶葉は収穫後に風通しのよいところで空気に触れさせると、発酵が進み、独特の香りを発するようになります。今回は、この萎凋をすることで、華やかでフルーティな香りが生まれました。

「くらさわ」は、もともと華やかな香りの一方で苦味や渋味が強い品種ですが、浅く焙煎することにより、苦味や渋味がほどよくまるまり、甘い香りがより感じられる焙じ茶になっています。

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「ブレンド22-07」の茶葉。3品種の茶葉をブレンドすることで、個性ある焙じ茶となりました。

「ブレンド22-07」のお勧めの飲み方は、やはり水出し。パイナップルのような香りと、ほどよい苦味と渋味が感じられる焙じ茶は、これからの時期に、大人の味覚にうれしい水分補給になります。

梅雨が終わり、太陽の光を受けて植物が青々とその生命力を増してきました。屋外で過ごして心地よい汗をかいた後は、心が浮き立つ香りの「ブレンド22-07」で、この季節ならではの時間を楽しんでください。

*「ブレンド22-07」は2022年7月1日発売です
*2022年7月の期間・数量限定商品です。
 限定数に達した場合は販売終了とさせていただきます