丸八製茶場の直営店舗「エキュート品川店」は、東京都港区にある品川駅の構内にあります。

品川駅といえば、山手線をはじめとするJRや京浜急行電鉄、東海道新幹線の主要駅。
日本の駅の中でも有数の利用者数を誇る駅です。駅のコンコースには毎日、通勤の人々が波のように行き交います。

そんな品川駅ですが、所在地は東京都港区。なぜ品川区ではない港区に「品川駅」があるのか、ご存知でしょうか。さかのぼること江戸時代。「品川」という言葉は、もともとは今の品川駅の南、目黒川の河口付近の地域を指していました。宿場町「品川宿」として栄えたこの地は、1869年（明治2年）、「品川県」となります。この「品川県」に鉄道駅の建設が計画されたのが「品川駅」だったのですが、品川駅計画が着工した1871年（明治4年）、「品川県」は廃止されることになったのです。そして明治5年（1872年）に品川駅が開業。現在の港区の方が後からできたんですね。イラストは、1880年代の品川駅です。当時は、駅のすぐそこに海が広がっていました。現在の景色が嘘のようです。

丸八製茶場のエキュート品川店は、今年で5周年を迎えます。品川駅150年の歴史の中のまだまだ5年ですが、末永くお客様に愛されるお店づくりを目指していきます。

エキュート品川店 スタッフ

品川駅
東京都港区高輪3丁目26-27