nomaと、出かける。

2023年3月17日公開

くらしを楽しむことは、旬を楽しむこと。
焙じ茶のさまざまな旬を、丸八製茶場からご紹介します。
今回は、2023年3月18日発売の「焙茶noma(ノマ)」についてです。

column/2023/0316/167896485110_1400_1400_100_auto.jpg

今回は、そんな「焙茶noma」と一緒に、金沢の街を散策してみました。これから訪れるはじまりの季節を、新しい環境や場所で迎える方も多いのではないでしょうか。そんなとき、ゆっくりと街を歩く時間は心を落ち着かせ、緊張をワクワクに変えてくれます。

column/2023/0315/167885803706_1400_1400_100_auto.jpg

水出しの焙じ茶は、冷蔵庫で温度を下げた冷水からつくるのがコツ。ピッチャーやマイボトルにもこだわれば、お茶を飲む時間がぐっと楽しくなります。

若々しい香りの焙じ茶と、
新しい季節を歩く。

日中の日差しに、暖かさが感じられるようになる季節。これから、外へ出かける機会も多くなりそうです。お出かけのお供に、マイボトルにいれた焙じ茶はいかがでしょうか。

屋外で飲むこだわりのお茶は、1日をちょっと特別なものにしてくれます。季節に合わせたお茶を選べば、目に映るいつもの景色がどこか趣深く感じられるのも不思議です。「焙茶noma(ノマ)」は、そんな季節の移ろいを楽しむのにぴったりの焙じ茶です。

今季の「焙茶noma」の茶葉には、「クマリン」という香りの成分が含まれています。これは、一般的に「桜の香り」と聞いてイメージする、ほんのり甘く、爽やかな香りです。香料を添加せず、茶葉そのものから生まれる優しく上品な香りは、新しい芽吹きの季節を予感させてくれます。

column/2023/0323/167954180602_1400_1400_100_auto.jpg

一般的に知られている「桜の香り」は、実は花ではなく葉から生まれるものですが、桜の葉を利用した桜餅などにより、季節を感じさせる爽やかな香りとして広く知られるようになりました。

焙じ茶は、水出しにすると、温かくいれたものとは違う楽しみ方ができます。ティーバッグタイプのお茶、もしくは市販のお茶パックに入れた茶葉に冷水をいれて冷蔵庫に置いておくだけで、かんたんに水出しの焙じ茶がつくれます。お茶は温度によって浸出される成分が異なるのですが、「焙茶noma」を水出しにすると、シャキッと背筋が伸びるような青々とした風味と、華やかな香りが引き立ちます。

「焙茶noma」をお気に入りのマイボトルにつめたら、さあ、出かけましょう。

パンの香りに誘われて
近所のベーカリーでおやつを調達。

朝、街を歩くと、どこからか焼きたてのパンの香りが漂ってきます。いつもの通り道で気になっていたその香りがどこからやってくるのか、ちょっとした冒険気分で探すことができるのも、こんな日だからこそ。

column/2023/0315/167885804408_1400_1400_100_auto.jpg

「焙茶noma」の上品な香りは、酵母による生地の繊細な風味を引き立たせ、シンプルなパンでもその魅力を余さず味わうことができます。

見つけたパン屋さんで購入した焼き立てのパンで、早々におやつタイム。日本茶は和菓子と一緒に楽しむイメージが強いと思いますが、焙じ茶とパンというのも、芳ばしい香りを優しく引き立て合う、おすすめの組み合わせです。

パンを食べていたら、背中に感じる日光の温もりで、体がぽかぽかとしてきました。街に吹く爽やかな風が、肌に心地よく感じられます。太陽が水面をきらきらと輝かせています。では、もう少し歩きましょうか。

column/2023/0316/167892785802_1400_1400_100_auto.jpg

マイボトルの使用は、環境への配慮につながります。好みのデザインを選べば、コーディネートとの組み合わせも楽しめます。

緑を背景に、ランチを楽しむ。
自然の中で味わう「焙茶noma」。

近所に、緑を楽しめる場所を探してみませんか。公園や川辺など、ちょっとした時間にほっと一息つける場所を探しておくと、日々の生活がうるおいます。木漏れ日や鳥のさえずり、緑の匂いに包まれ深呼吸すると、身も心もリフレッシュされていくようです。

column/2023/0316/167892786704_1400_1400_100_auto.jpg

広々とした場所で味わう「焙茶noma」は、また格別。いろいろな景色の中でお茶を楽しむ贅沢を、体験してみてください。

今日は、緑の見える公園の特等席でランチタイム。用意してきたのはレタスとハムを挟んだクロワッサンのサンドイッチです。レタスなどの青味野菜は「焙茶noma」の青々とした風味と相性が抜群。清々しい空気が、早起きしてつくったランチを一層おいしくしてくれます。

column/2023/0315/167885806714_1400_1400_100_auto.jpg

サンドイッチは、具材の組み合わせで味も彩りも楽しめます。 レタスの他に、きゅうりやトマトなども「焙茶noma」と相性のいい食材です。

一息ついたら、公園で小さな春探しをしてみませんか。少しずつ広がっていく芝生の緑色、冬を耐えた木々が春を予感してつける新芽。自然の中の小さな変化は、私たちを包む世界の豊かさを物語っているようです。

温かい「焙茶noma」で
夕暮れのひととき。

昼間は気持ちのいい気候でも、日が落ちると寒さを感じるのがこの時季。外から帰ったら、飲み物で体を温めましょう。「焙茶noma」は、熱湯でいれるとふんわりとやさしい香りが広がります。

column/2023/0315/167885807616_1400_1400_100_auto.jpg

急須でいれることで広がる香り。ゆっくりと息を吸ってみれば、花のように心地よい香りを体いっぱいに味わえます。

春が新しいはじまりの季節である国は世界的に少なく、この季節にある種の切なさや清々しさを感じるのは、日本人ならではの感性。甘い香りの中にそこはかとなく漂う初々しい青さを、ぜひ楽しんでください。

より柔らかな風味に。
進化する「焙茶noma」。

丸八製茶場の期間限定の商品は、毎年ブレンドを見直し、販売しています。自然のものである茶葉の仕上がりに合わせたバランスの調整がその理由の一つですが、もう一つ大きな理由として、さらにおいしい焙じ茶を探求したいという想いがあります。

今季の「焙茶noma」は、昨年3月発売の「焙茶noma」と同じ「静7132」という品種をメインに使用しつつ、新たに「しずかおり」という品種をブレンドしています。「しずかおり」は2015年にできた新しい品種で、優しい花香と、すっと鼻に抜ける感じが個性的。桜の葉の香り成分「クマリン」を含む「静7132」と、「しずかおり」をこだわりの配合でブレンドすることで、若々しい香りと程よい渋みのお茶が完成しました。

column/2023/0315/167885807918_1400_1400_100_auto.jpg

パッケージに使われているのは、写真家の北岡稔章さんによる季節を色彩で表現した写真です。墨のモチーフは、書家の池多亜沙子さんによるもので、やはりこの時季をイメージしたものになっています。

「焙茶noma」の「noma」という名前には、人と時間との「間(マ)」を豊かにしたいという想いが込められています。今季の「焙茶noma」は、新しい季節、新しいくらしの中に、新しい焙じ茶の時間を提案するお茶です。

家の中で楽しむイメージが多い日本茶ですが、今年は、ぜひ焙じ茶と一緒に出かけてみませんか?同じように思えて一つとして同じものはないこの時季の、この日の、この時間の記憶の傍らに「焙茶noma」が残ることができたなら、私たちもうれしく思います。


*「焙茶noma」は2023年3月18日発売です
*季節・数量限定商品です。
 限定数に達した場合は販売終了とさせていただきます

焙茶noma

焙茶noma